ホントの自分
自分の価値

名刺管理会社、Sansanの寺田社長が勤めていた会社は三井物産だそうだ。
起業する切っ掛けとなったのは、このまま勤めて仮に社長になったとしても、「この会社にとって(社長が)自分である必要はない」と思ったからだそうだ。「自分でなくても、この会社は存続し続けるだろう」と。


学生の頃、勤めていたアルバイトでクビになった経験がある。
同期で入ったアルバイトは私を含めて3名。クビになったのは私だけ。

建築会社だったが、頭数(人員)が欲しいのに授業に出席するため毎日出れない(出勤できない)者は、会社にとってあまり必要ない。
会社は人の数で元請業者に請求していたので、会社が必要としていたのは仕事の能力ではなく、人の数でしかなかったのだ。

でも、当時はそんなことは知らず、首を告げられた夜、悔し涙というものを、はじめて流した記憶がある。


話が横道にそれたが、Sansanの寺田社長の言葉、忘れかけていた当時の気持ちを思い出させてくれました。

仕事を通じて、自分の価値を引出すよう歩みたい。

 


2016-05-03 21:06:08