ホントの自分
価格設定

事業においてITの導入は今後ますますその必要性に迫られてくる。

利用でなく、活用するのがキーになる。




以前、ある案件で弊社で出した見積価格が300万というものがあった。

ちょうどそのタイミングで下請けとして仕事を廻して欲しいとの話があったので、参考までにと弊社で300万で出した案件をそのまま見積もって頂いた。

その下請け企業、海外にネットワークを持ち、日本より安価で提供できるというので、返ってくる金額に期待していた。

で、見積もっていただいた金額が450万。人月辺りの単価を低く設定し安価に見せかけ、工数で稼ぐというもの。




今回、別件で手が回らないことか開発を請け負ってくれる企業に、かなり詳細な設計資料を添えて見積もりを出してみた。

700万。まず1社目の回答。

もう1社目の回答・・・2100万。3倍も違います。



話を戻します。
事業においてITって、今後ますますその必要性が増してくる。

とはいえ専門知識が伴うことから、小規模事業者になればなるほど、普及率が低くなっている。

でも、それだけじゃない。普及を阻害しているのは、価格設定が明確じゃないからと思います。

実は弊社がこの分野において設立したのも、そんな業界・価格設定を変えて行きたいという思いがあったから。

人の足元みて商売するなんて、絶対長続きはしないでしょ。

もちろんお客様の言い値で商売する気なんてないし、価格設定はお客様の顔色見ながら設定するつもりはないけどね。

今回の見積価格を見て、改めて初心に戻るじゃないけど、設立したときの気持ちを思い出しました。



余談だが、以前、銀座の呉服屋で働いていた女性から、「お金持ちは値切るけど、普通の人ほど表示価格で買う」と聞いたことがあります。普通の人ほど欲しいのを見つけると一生懸命お金を貯めて表示価格のまま買うんだって。

銀座の呉服屋さんなので、ウチの近所の呉服屋さんとは顧客層が違います(苦笑
ちょっと刺激的で勉強になった会話でした・・



 

2012-04-13 01:25:20|Comments(4)
大型案件

とある上場企業が企画・運営予定の案件がある。

急な話だったが、そのシステム開発においての見積り依頼を頂戴した。

誰もが知ってる、かなり大きな企業。

こういった機会をタイミングに、弾みをつけたいものです。
営業はもちろん、体制もね。

昨年の秋にも、ある上場企業からシステムの開発に関する見積りの以来を頂いた。

その時はお断りしたけど、今回は是非ともとりたいものです。

 

2012-04-12 01:00:46|Comments(2)